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ストレージオシロスコープとは

ストレージオシロは普通のオシロと違い、観測された波形を画面上に残しておくことができます。昔からのブラウン管(CRT)式ではなく、現在では画面はTFTですので、いわゆる「CRTの焼け」ということはないので、つけっぱなしでもOKです。

真値の測定(振幅)が出来るのは、オシロに示された周波数の1/5くらいまでと言われています。逆にオシロに示された周波数はその周波数では真値より3dB下がった値、つまり半分の振幅になっているということです。

オシロスコープは横が時間軸、縦が電圧軸です。そこに測定箇所の電圧波形を表示するものですので、非常に用途が広くテスターの次に欲しくなる測定器だと思います。すでにデジタルオシロが世の中には浸透していますが、分解能(サンプリングの細かさ)が優れていないと広帯域の測定が困難で、また連続信号を一定の時間間隔でサンプリングするため、その時間間隔と測定しようとする信号の周波数がある関係になると測定結果にリップルがあるように見えてしまうなどのエイリアシングという問題もでてきますので、機種選定は少し難しい部分があります。

オシロスコープを使うにあたり大切なのは、オシロスコープ本体だけでなく、プローブの性能が非常に重要です。周波数帯域や電圧変換比(10:1とか100:1など)が正確なものを使う必要があります。直流ではほとんど問題なくても、交流、とくに高周波をプローブで測定するには、プローブの周波数特性のリップルが少ない(同じ信号を見ているのに、画面上で位相がずれて表示されることもあります)ことが大切ですので、安価なものより、しっかりとしたメーカー純正のものをお勧めします。また、オシロスコープのほとんどは基準パルスが出ています。これをプローブで測定して、オーバーシュートや波形の立ち上がりの鈍りが無いように、プローブのトリマーを調整してから使うことも大事です。